今だからこそ言えるタスク処理の最終的な印象


 タスク処理は使えるか?=答え:NO 現代のプログラミングの言語体系だと大変使用しにくい。アセンブリ言語時代の遺産と私は感じている。タスクを関数やvirtualつけて処理を分割して書くのより、FSM作成ソフトやswitch を沢山使用して書いた方が結果的に効率は良い気がしてならない。
 しかし、タスク処理にはどこからがタスク処理というかといった線引きが無いような気がする。vector > task{ virtual proc()};程度であればそこまで使用しにくいという事はないのではないかと・・・ 何故、今の時代にわざわざタスク処理?

 一時期、タスク処理が分かれば酷い状態遷移のスパゲッティ コードを解決出来るだろうと思い、大変苦労して調べた覚えがある。確かに分かりやすくなったけど、無駄に関数やクラスが増えてそれはそれで別の問題点が出てきた。
 要は状態遷移表をしっかりとコードに書き下す事が出来れば何も問題なくプログラムは動く。だから、行おうとする処理のアプローチが諸所の条件と勘案して優れているか否かによって後世に残せる上手いコードになるかどうかという事だ。

 今でこそタスク処理は復古されているが、2000年代前半ではタスク処理を解説している絶版になっていない書籍は皆無で、解説しているWebサイトは3つほどであった。なお、すべてのタスク処理の概念を実装しているソースコードも皆無であった。

 そんななか、やっとタスク処理の解説がソースコード付きで解説されたのがやね本2だった。http://amzn.to/cpdDgk そんな気がする。やっとの事で全体を把握できたタスク処理だが私の知的好奇心を満たすだけで私が作った有用なソフトウェアには一切使われなかった。