ウェブサイト管理は人生最高級の贅沢!?

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http://d.hatena.ne.jp/s_voice/20060227/1141007198
より所感が多数あったのでちょっとこの現象について考えてみた。


 ウェブサイト管理はやめられないものである。私のサイトもやめられずに比較的長く続いている方である。
しかし、ウェブサイト管理は様々な幸せの上に成り立つ事を肝に銘じておかなくてはならない。
特に「小中高校生や大学生」であればだ。本稿ではこれらを学生と呼ぶ事にする。


 私なりの考えではウェブサイト管理と言うのは「マズロー欲求段階説*1の上段の方に位置するものでないかと考えるからだ。それは自己実現と自我の欲求と親和の欲求である。*2
この三つが複雑に絡み合っているかもしくはその段階のどれかに属して行動しているかである。
例えば、


ウェブサイトやブログを学生時代のときに作ったとする。検索エンジンウェブリング、リンク集や同盟などに登録したりして「親和の欲求」を満たす。
アクセスカウンターや掲示板、コメントの類のレスポンスをもらい嬉しくなる。自らが提供しているコンテンツを充実させたり、運営をしたりして期待にこたえたいと思い、他人からの賞賛を求める「自我の欲求」を満たそうとする。
過程を経れば「自己実現」の段階に行かないとはいえない。


 特に「自我の欲求」や「自己実現」の段階の動機にてウェブサイト管理をやっている人には聞いて欲しい。学生である事よりウェブサイト管理の優先順位が高くなったらこの「マズローの欲求段階」が崩壊すると言う事だ。受験期であればなおさらである。
 「親和の欲求」として集団帰属がある。「とあるグループへ帰属していたいという欲求」である。もちろん、受験期の学生にとっては「志望校に合格し、志望校に帰属したい」であろう。この時期に優先順位を「学生、受験生である事(親和の欲求の集団帰属)」より「ウェブサイト管理(自己実現もしくは自我の欲求)」を高くしてしまっては矛盾が生じると言う事だ。これでは成り立たないのである。


 この矛盾のまま行動するとどうなるか・・・あえて、私の予想を書こう。


志望校に合格できず、自分の帰属していたいグループに帰属できなかった。
他のグループに帰属できたが自らが納得していないのでおざなりにする。
よって欲求を満たしてくれる他所に何かしらを見出そうとする。
この過程を俗に・・・
と言うわけである。


 「自らが手に入れたものは自ら失っているものによって実現されている事に気付いて!」
と言いたい。例えば、私は「プログラミングを習得した換わりに大量の時間を失いました。」*3そして、この経験から蛇足としてもう一句。
「賭けた時間は裏切らない。」(おおよそ3000時間が目安)

 以上のことからウェブサイト管理は「生理的欲求」「安全の欲求」「親和の欲求」の上に成り立つ事を前提に行われる事を望みたい。つまりは「学生ならば学生として学生のうちにしか出来ない事(例:勉強、部活 等)を有無を言わせないくらいしておいて、あとは趣味として余った時間でウェブサイト管理をする事が王道だ」と言う事である。*4


え!?「学問に王道なし」!???「学問は大学の博士課程からだ!!!」 以上!!!


なお、コンピューター、インターネットと「マズロー欲求段階説」について分かりやすく説明している
http://park16.wakwak.com/~html-css/accessup/maslow.html
このような過程を辿った方なら共感を覚えるはず。

あえて書けば、私はこの日記の運営の動機は「自我の欲求」によってではないかと認識している節があるとも感じる。

*1:詳しい説についてはgoogle:マズローより参照

*2:段階の名称についてはhttp://www.dango.ne.jp/sri/maslow.htmによる

*3:もちろん、学生としての勉強時間も含まれているだろうと思う。

*4:余った時間が出来ない事は考慮に入れていない。この時には別の方法があるのでそれは後日話そうと思う。