Ajaxは好きじゃなかったけどFlex2は好きになりそう?
http://www.atmarkit.co.jp/news/200606/30/adobe.html
より。
ワトコット氏は「Webブラウザはドキュメントの閲覧がメーン。本来はアプリケーション・クライアントではない」と指摘し、「Webブラウザの限界が近づいている」と訴えた。Webアプリケーションの表現方法として注目を集めるAjaxについては「Ajaxは素晴らしいトレンドだが、Webブラウザに頼っていて、いろいろな限定がある。Webブラウザの最終段階がAjax。Flex 2はその限界を超える」と語った。
そう。実はAjaxにイマイチ魅力が沸かなかった理由として本来はアプリケーションクライアントではないというのがあった。現代のCPUの処理速度が早くなったとはいえその処理速度は絶望的だ。*1
そんな絶望的な環境で動くようなアプリケーションを作るのに時間を割いてられますか!!!というのが本音だ。
かつ、Webブラウザに頼っているという所も好きじゃない。
各、WebブラウザのJavaScriptのエンジンは違っていてさらに各バージョンによって様々な挙動をするのだ。
すなわち、
毎にプログラムを用意しなければならず、いわいるこれがWEBプログラマー泣かせなのだ!とJavaScript本のコラムに書いてあった覚えがある。
私はそれを見て以来
という事でレッテルを貼っていたのだが、今ではAjax様様・・・と言った感じなのが正直驚いた。
JavaScript = 将来性の無い言語
しかしながら、Google Mapsや各種Ajaxテクノロジーによって生み出されたものはどれもこれも非常に便利なものが多くすでに枯れたテクノロジーを見事に再注目させたのはすばらしい!との事をどこかのIT系記事で読んだ。私もそのテクノロジーの恩恵に与っている。
Flex2も今では圧倒的なシェアを誇っているFlash Player上で動くもののようだ。
Flashがどのくらい環境による差異を吸収してくれるかどうかについては私は知らないのだが、これは今までUNIX系のプログラムをしていた人がWindows95が出てWin32APIを覚えなくてはならなくなった状況に近いのかな?*2
と感じた。
個人的にはFlashについては不満をあまり聞かないのでFlex2というのはかなり期待が持てるテクノロジーのような気がしてならない。*3
http://d.hatena.ne.jp/studiokingyo/20050911
のような法則が適用されるならばAdobeさんはクリエイターを雇ってFlex2を使ったすごい*4ソフトウェアの企画を立ち上げて普及に努めてほしいかなと感じた。
関連:
http://www.fladdict.net/blog-jp/archives/2005/10/flex2.php
http://www.fladdict.net/blog-jp/archives/2005/08/flash_platform_1.php