私が企業を創るとしたら

 しばらく更新が途絶えていたがそれは3.11の影響であることはカンのイイ人なら分かっていたであろう。私の分散コンピューティング実験施設は黒水の洗礼を受け家は破壊され最近ようやく家の修理が終わったところである。そんな自然の驚異に身を晒された体験から強く起業願望が芽生えてきた。
 ただ、房二病的願望を箇条書きにして企業理念、責務、目的だけを忘れないように書いておきたいと思った。多くの被災者がそうであるように私も記憶力が鈍っている為だ。

  • 二度と同じプログラムを組んではならない。それは車輪の再発明であり怠惰である。再利用できるように最大限の抽象化と最大限の再利用環境を整えるべきである。
  • 同じプログラムを組まなくなりやることの無くなったプログラマはハードウェアの設計に回るべきである。個人でCPUが組める施設を今世紀中に整え、プログラムを見せあって称え合うのではなくCPUの設計を称え合う環境を整えるべきである。*1
  • 3次元スキャナーが未だにコンシューマー向け製品とならないのでコンシューマー向けの価格帯のモノを実現する
  • メガネ型デバイスを普及させる。基礎研究の成果は前にTVで見たのでiGlassesとかiSpectaclesのようなデバイスはすでにAppleがテストプロダクトを作っているような妄想に駆られることがある。

*1:これはAMDアーキテクチャアレげな事を発端とする。